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ウリ・ジョン・ロート

ウリ・ロートというミュージシャンの作品をまともに聴いたことは今までなかった。

どこか長尺で退屈なイメージがあったので。

iTunesには二枚組ベストだけ入れてあるのだけど、フムフム、たしかに退屈だ。

クラシカルなアプローチを携えているけれど、この人のクラシックミュージックの取り込み方は、ジョン・ロードやリック・ウエイクマンのそれとは違って、つまみ食い的だ。

どちらかといえば、リッチーブラックモアのアプローチに似ている。

リッチーの、例えばベートーベンやバッハを取り入れる手法はまさに「美味しいとこ取り」
ベートーベンの第九をモチーフにしたRAINBOWのナンバーがあるが、第九の合唱は、第一楽章から延々と続く重苦しい流れがあり、それが最後に解放され「歓喜」の結びとなるわけだ。

リッチーがそれを知らないはずはなく、まるでシングルカットでもするようにあの合唱部分を自身のロックに取り入れたことは、それはそれでオリジナリティの高い手法と思う。

さて、ウリ・ロートの場合は、まだそれほど聴き込んでいないせいか、それほどの重厚感をもって伝わってはこない。

ただ蠍団の時代に、すでにこの手法を拓いていたのだとしたら、特異な存在であっただろう。

クラシカルなアプローチ手法を得意とする後進の、例えばローランド・グラポウとかトビアス・サメット、インギーらのお手本になったことも間違いない。

ネオクラシカルHMの若手ギタリスト、ガス・G率いるバンドFIREWINDもウリのELECTRIC SUNから名前を取ったということだし。

いろんな意味で「孤高」という表現が似つかわしいミュージシャンであると思う。

♪本日の通勤BGM〜ウリ・ジョン・ロート

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