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ケルンコンサート

かつて渋谷にあった五島プラネタリウム。

学生のころ、毎月行っていた。

毎週金曜日の最終投影だけ、音楽を聴きながらただ満天の星空を眺める、解説は一切なし、というプログラムがあったからだ。
音楽は月変わりで、クラシックやイージーリスニングが主ではあったけど、今でも忘れないのがそこで初めて聴いたキース・ジャレットのケルンコンサート。

管楽器が苦手な私はせいぜいフュージョンが精一杯で、ジャズには縁遠かった。

それでも、投影された星空に滲み入るような柔らかで歌い上げるようなピアノの音色は、なんの抵抗もなく私の琴線に滑り込んできた。

今聴いても、これをジャズとは感じない。
強いて言うなら、バッハあたりのカデンツァに近いものだ。

そんな能書きより何より、この音源からは、あのプラネタリウムの滲むような星ぼし(プラネタリウムの解説員は、たくさんの星をよく「ほしぼし」と表現していた)と、柔らかな週末の夕暮れを想い起こさせる。
あのリラックスできる椅子にもたれて、至福の時を憩う。

むかしむかしのことだ。
ただひとつ、この音色を除いては。

♪本日の通勤BGM〜キース・ジャレット

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コメント

お久しぶりです。元気ですか?実はあたしもブログ始めました。良かったら見てください。それと、歓迎会はいつしてくれるのぉぉぉ~????六本木の大将にもよろしくお伝えくださいな。

投稿: ももくみ | 2008年3月19日 (水) 17時19分

おおお、久しぶり☆元気してるかあ?
こないだの日曜はご近所まで散歩しに行ったんだよん。blog了解☆さっそく侵入に行きまっす(^^ゞ

投稿: Kenta | 2008年3月19日 (水) 20時36分

五島プラネタリウムですか。

ずいぶん前に一度行ったことがあります。
ホント言うと子供の頃にも親に連れられて何度か行っているようなのですが、残念ながらその時の記憶はまったくありません。

子供の頃は天文少年(なんて似合わない響きだ!)だったので、よく反射式の天体望遠鏡で観測をしたり天体写真を撮影して自分で現像したりしていました。

当時からすでに凝り性だったようです。

ところでコメント欄に旧知の方らしき書き込みを発見したので今から覗きに行ってきます。

投稿: 潮騒にガムラン | 2008年3月19日 (水) 23時06分

奇遇ですね。私も天体少年(なんて似合わない響き!)でした。とくに小学校低学年の頃に「火星大接近」があって、寝ずに観測したのを覚えています。
窮地、じゃなかった、旧知の彼女はよく訪ねてくれます。新宿の焼肉送別会から何年たったのでしたっけ(^^

投稿: kenta | 2008年3月20日 (木) 09時47分

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