« できちゃった婚 | トップページ | Love Love Love »

ビルマの竪琴

011121biru 先日のブログで自分で書いたせいか、映画「ビルマの竪琴」が無性に見たくなり、レンタルする。

中井貴一扮する水島上等兵が、一緒に帰国しようと説得する仲間に対して、無言のまま「仰げば尊し」を奏で別れを告げるシーンは何度見ても泣けてしまう。

上官たちがビルマ僧になった水島上等兵に届けと願いを込めてオウムに仕込んだ「イッショニ ニッポンニ カエロウ」という言葉。

奇しくも、きょうの新聞紙面に、同じビルマの地で凶弾に倒れた長井さんの会社の社長の言葉として載っていた。

水島上等兵の台詞に

「なにゆえにこのような理不尽な殺し合いが起こるのか」というのがあった。

暴力による制圧、チカラによる紛争解決。

そこにポジティブな未来は産まれない。

終戦後のビルマの地で、敵味方の隔てなく日本兵の屍を手厚く埋葬したイギリス軍。

それに心打たれた一人の日本兵。

篭城する日本兵とそれを取り囲んだイギリス兵が、水島の奏でる琴の音色に合わせて、それぞれの母国語で「埴生の宿」を歌うシーンも感動的だ。

軍事的脅威による抑止力を正当化しようとする風潮が強まっているからこそ、風化させてしまうにはまったくもって惜しい話だ。

|

« できちゃった婚 | トップページ | Love Love Love »

コメント

根源的に人間は理性では自分を制御しきれない存在なのかもしれない。
もしそれが神の仕組んだ自浄行動だとしたら、もはや人類は滅亡への道を歩き始めているということか。

投稿: 潮騒にガムラン | 2007年9月30日 (日) 22時26分

時に理性で制御できない自分を演じて楽しみたい存在でもあるような気がします。
個人的には、絶対にそうでありたくないと思います。

投稿: kenta | 2007年10月 1日 (月) 01時17分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« できちゃった婚 | トップページ | Love Love Love »