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真夏の夜の動物園

真夏の夜の動物園

上野動物園では毎年この時期に閉園時間を延長して色々なイベントを開催している。

毎年出かけているのだけれど、お気に入りは「園長さんの夕暮れトーク」

18時半くらいから、園長さん自らが色々なテーマでユニークな解説をしてくれるというもので、ことしは新しく出来たクマ舎の周りを散策しながらというものだった。

面白かったのは、ハクビシンとクマが同じエリアにいること。

日中ハクビシンは木の上で寝ていて降りてこない。

クマのほうは夕方になると獣舎に入れるのだが、ハクビシンはそのくらいの時間になると地上に降りてきて夜間活動をする習性なのだそうだ。

その習性を利用して、昼はクマ、夜はハクビシンとひとつのエリアを二頭が共有している。

ハクビシンも昼間は寝ているから、小さな檻に入れている動物園が多いのだが、それでは夜活動するのに狭かろう。

いまどきの動物園は、ただ動物を見せるだけでなく、絶滅危険種の保護など様々な役割を担う。

ちなみにクマなどの猛獣を夜間獣舎に入れるのは、万が一地震などが発生して檻が倒壊したときのリスクを考えてのことだ。

先日も、「ゾウの花子」がTV放送されていたが、真夏の動物園は独特の雰囲気だ。

照りつける太陽の中で止まったような時間。。

都会の真ん中でありながら、喧騒とは遮断された平和を感じる空間でもある。

また、高村光太郎じゃないが、動物達の表情はどことなく悟ったように見える。

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